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趣旨

先人達の英知と弛まぬ努力によって築かれた高度情報化社会に生きる高校生には、未来に向かって、日本をますます繁栄させるための礎となる知識を修養するだけでなく、文化大国日本の発展に資するために、豊かな人間性を涵養することが求められています。
本大会は、高校生が文化人としての資質の向上を目指すに際し、多くの高校生が学校の内外を問わず、熱心に行なっている音楽活動を、そのための実践の場として活用することを目的としています。
しかし、残念なことには、音楽の全国規模の大会については、所謂クラシック音楽(オーケストラ、吹奏楽、合唱)の分野に限られ、高校生の多くが望む現代音楽の分野については、大きな大会が催されておらず、現代音楽を志向する高校生は、個人レベルでバンドを組み、ライブハウスなどを発表の場として活動しているのが現状です。
そして、そのために「現代音楽=不健康」という偏見が生じ、このことが遠因となって、わが国における現代音楽の健全な発展を阻害しているとも言える状況なのです。
私どもでは、以上のような状況に鑑み、団体か個人か、また音楽のジャンルを問わず、音楽を志向する全ての高校生を対象とした「第1回 高校生創作音楽コンテスト」を平成17年度に初めて開催し、また平成22年度、第6回大会を開催いたします。
音楽活動を行う高校生に対し、活動の成果を発表するだけでなく、公正な評価を得る「場」を提供することによって明確な目標を与え、技術の向上と同時に心身の健全な育成を図れるものと確信しております。

目的

  1. 音楽の創作活動を通じ、芸術・文化を愛好する心を育てると同時に、自らが文化の発信者となるための表現力を高める。
  2. 芸術を理解し消化する力と新たな文化を創造する力を育てるとともに、情報発信者としての自覚と情報受信者としての資質を高める。
  3. 公共の場に成果を発表することで、社会との関わりに目を向け、音楽の持つ力と果たすべき役割の大きさを学ぶ。
  4. 自らが音楽を創造することを通して、音楽など著作物の真の価値を理解し、違法ダウンロードなど著作権を侵害し、文化の健全な発展を阻害させる行為を許さず、著作者の権利を尊重する精神を育てる。

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