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※2008年5月以前のデータは
  順次移行作業中です。

10月号のお題は


「本」


※8月16日(月)締切


(撮影/五十嵐和博)

1983年北海道生まれ。
高校在学中の2001年、歌人・枡野浩一プロデュースで短歌集『ハッピーアイスクリーム』を上梓。
以降、短歌以外の表現活動にも取り組む。最新刊は自身初となる短篇小説集『ハニービターハニー』。

加藤千恵短歌連載
「くちびるから短歌」

加藤千恵ブログ
「とぎれた日々の前に立ちどまる」

7・8月の優秀作品



コメント
高校生で創作をする人は少ないので、同世代の人の作品を見れるSs’はとても有難い企画です。

コメント
今回は短歌の基本をおさえられるよう意識しました。7・8月のお題でしかも夏。夏っぽさはあまりないですが、海の持つ無限可能性を表現できたらいいなぁとおもいます。



7・8月の投稿作品

風と波まじわる「言葉」海の声自分の耳にあてた貝殻

コメント
貝殻に耳を当てて聞く音、風と海が混じる音、どちらも海を連想させますよね。「ああ、海だー」
私立錦城高校 2年 アマノさん

あかつきに海からのぼりまた沈む僕を生んだラー生きる太陽

コメント
海の中でぽかんと島が浮かんで化学も発展してなかったら人々はきっと、太陽が海から沸いて出てきて夜になると疲れてまた眠りに帰るんじゃないかと思うはずさ!
私立錦城高校 2年 アマノさん

紫雲、洗われる肺、消える僕。深海より雲焦がすおまえ

コメント
日の出を見たことがあって、その時は雲が水平線を隠していたんだけど、雲の向こう側から洗われる太陽もなかなか素晴らしい。雲の端っこは、トイレットペーパーを燃やしたときのチリチリと燃えるすがたを連想させます。
私立錦城高校 2年 アマノさん

極東犬吠埼にたつ灯台水平線から光をもらう

コメント
犬吠埼(いぬぼうざき)に行って初日の出を見たことがあるんです。
私立錦城高校 2年 アマノさん

さざなみの遥か向こうの叫び声 届くと知らずいつ途絶えるか

コメント
海の怒号って言いますか、風と波がまじる「言葉」みたいなもの。途絶えることがあるんでしょうか、ないんでしょうか?
私立錦城高校 2年 アマノさん

走ってくるオレの恋人は輝く女神のように

コメント
なかなか 作るのが難しかったですが とても面白かったです ただ どれが 一番いいのかが よくわかりません。 先生だったら どのように決めるのでしょうか? 質問になってしまいました。すみません。作品は もっと 想像力を働かせる ものを 作ってみたいです。 次に 書くのが、楽しみです。 また 先生の作品を見るのが 楽しみです。 それから (輝いて)には ふたつの意味があります。 これからも よろしくお願いします。
明和県央高等学校 マリオさん

癇癪のままに叫んだ語の羅列 幼子を抱け 母なる海よ

コメント
京都出身な事もあり、山に囲まれた毎日は海とは縁遠く、実際に見たのも数えられる程です。それでも、あの広大な青に全部受け止めて欲しいと何度も思えるのは、海が母と言われる所以であり、私達が胎児として母の羊水に居た時期をどこかで覚えているからでしょうか。
京都女子高等学校 3年 濡鯉さん

白い舟 青の向こうへ消えてゆく わたしものせてとつぶやいてみたり

コメント
わたしの心も何処か遠くへ...そんなセンチメンタルな気分です。いつも胸に響く美しい言葉をありがとうございます!
神奈川県立希望ヶ丘高等学校 2年 夢音さん

潮騒の 声にひかれて 盲目の 思いの中に溺れてく

コメント
海で泳いだことがないです…海を見たのも二回だけ。なので想像の中の、暗い夜の海です。
京都女子高等学校 3年 日坂 朔さん

うすあかい 光を反す海面と 消える足跡 君と見た午後

コメント
初投稿です。短歌を自分で作ったのは小学校の授業以来で久しぶりですが、夕暮れ時の静かな海をイメージして、精一杯表現してみました。
千葉県立四街道高校 3年 ぼこさん

泳ごうよ 友達はそう言うけれど 泳げぬ私 貝拾いする

コメント
海に行ったとき、泳げる人はとても楽しいけれど泳げない人はどうなのだろう・・・と思って書きました。
三重県立木本高等学校 1年 鐘葉さん

海が好き 向こう側にも人がいる つながってると感じる海が

コメント
遠い海の向こうにも国があって生活している人がいると考えてみたら、こんな自分も世界の一員だということに気づきました。
三重県立木本高等学校 3年 浪越 アシカさん

籠の中揺り動いてる記憶から あなたを乗せて母になる今日

コメント
そのまんまです。僕は男ですけど、母になって子供を自転車のかごに乗せている気持ちを歌ってみたんです。
私立錦城高校 2年 アマノさん

いちめんに ひろがるあおさ みとれてる このままずっと そのままでいて

コメント
よろしくお願いします。
三重県立木本高等学校 1年 little cloverさん

青色で 壮大であり あたたかい 人は生まれた 大きな海で

コメント
よろしくお願いします。
三重県立木本高等学校 1年 メタモンさん

海沿いの 道にただよう 風の音の 塩の香りの ここちよいこと

コメント
よろしくお願いします。
三重県立木本高等学校 1年 miniature gardenさん

潮騒の音と一緒に 消えるのは 砂に描いた 僕等の想い

コメント
海というのはとても大きくて、自分の不安感がちっぽけなものに思えます。砂に描いた文字が波に流され消えゆくように悩みも荒い流す力が海にはあるのかもしれません。
三重県立木本高等学校 2年 緋絽さん

鼻をつく 磯の香りに 誘われて 足を踏み出す 波打ち際へ

コメント
アイスが美味しい季節が近づいてきました。課題の量におびえる季節でもあります。
三重県立木本高等学校 2年 和傘盆さん

人間が作れる海の材料は喜び悲しみつまり恋

コメント
寺山修治が好きなんです
大阪府立大手前高校 2年 堺晴香さん


加藤千恵先生からコメント

テーマ「海」への短歌の投稿、どうもありがとうございました。優秀作をはじめ、なんだか、いつもよりも詩的な作品が多い印象を受けました。短歌づくりのおもしろさに目覚めてくださっていたなら、大変嬉しいです。また、まだ短歌づくり未経験という方も、ぜひこの機会に挑戦してみてくださいね。これからも作品楽しみにお待ちしております。




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